今秋位にWindows11がでるらしいので、自宅のPCでWindows11が動作するか、MS.謹製のツールで確認してみたところ、NGとなった。
4年前ぐらいに作ったPCで、Intelの第8世代Core i7だったので、行けると思っていたのだが・・・
MS.謹製のツールでは何が悪いか細かく出てこないので、このツールを使ってチェックしてみたところ、BootがBIOSモードでGPTのボリュームが存在していないと表示された。(それ以外はOK)
原因はBIOS設定のCSM有効のまま、Windowsをインストールしたためのようだ。デフォルトがそうなっていたかどうかは忘れたが、そのせいでWindowsはMBRモードでインストールされていた。
それじゃぁ、MRRをGPTに変換してみようということで、変換にチャレンジ。
まずは、EaseUS(商用版)でチャレンジ。PEイメージを作成して、DVDからブート後、イメージバックアップを取ってから、GPTへの変換を行ってみた。途中まではうまく変換されているようだが、「不明なエラー」が表示されてNG。
仕方ないので、他の方法を探してみる。
ググってみると、mbr2gptというMS謹製のコマンドがあるらしい。
まず、GPTに変換できるかをチェックする。
> mbr2gpt /validate /disk:1 /allowFullOS
MBR2GPT: Attempting to validate disk 1
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Validation completed successfully
>
/disk:n でディスク番号を指定する(上記はバックアップした媒体に対してチェックしてみた)。
最後に「MBR2GPT: Validation completed successfully」と表示されたら、変換可能。
で、バックアップしてあるので、早速変換をかけてみた。
> mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS
すると、以下のようなエラーが・・・
MBR2GPT: Failed to update ReAgent.xml, please try to manually disable and enable WinRE
で、またまたググってみると、こんな動画が見つかった(英語です)。
見進めていくと、同じエラーが出た後、リブートして、BIOS設定でCSMを外してUEFIブートに変更(こればかりはBIOSメーカーによって違うから、自分で項目を探さないとだめだが)後、保存してWindowsを起動する。
ちゃんと再起動ができれば、GPTへの変換は完了している。
もしかしたら、EaseUSのエラーもこれだったのかも。動いているから、もう一度確かめるつもりはないが、他のPCで試してみようか。
で、オープンソースの互換性チェックをかけたら、ALL Green。ついでに、MS.謹製のツールでもチェックしてみたら、Windows11にアップグレード可能と出ましたとさ。